西武池袋線・石神井公園駅で7月7日、レリーフ作りイベント「石神井公園の池を描こう」が行われた。主催は西武鉄道。

レリーフの展示イメージ

　同イベントは、現在工事を進めている同駅新駅舎のホーム階段壁面に、武蔵野3大湧き水としてしられている石神井公園の2つの池、石神井池（ボート池）と三宝寺池をモチーフにしたレリーフを制作するもの。

　レリーフは400枚の木片プレートとアクリル板を使って作られる仕様で、当日は親子連れや買い物帰りの人が参加し、用意された木片プレートとアクリル板に同公園にちなんだ動植物のイラストを描いた。参加した親子は「子どもが石神井公園でザリガニ釣りにはまっているのでザリガニを描いた。子どもにとってもいい記念になると思う」と話す。

　普段入れない工事現場内を一部開放して行われた同イベント。グッズ販売や写真展も同時に行い、2500人が参加した。「同駅の新駅舎を地域の方や駅をご利用の方と一緒に作り上げたいという思いで企画した。レリーフ作りへの参加を通じて同駅を身近に感じてもらい、石神井公園の魅力を再認識してもらえるきかっけになれば」と広報担当者。

　レリーフは本年度中に制作し、展示も行う予定。