練馬大根が12月8日と9日、全練馬区立小中学校で提供された。
区では子どもたちが給食を通じて、採れたての野菜を味わい、食に対する感謝の気持ちを育むことを目的として毎年、給食に地場農産物を活用している。
両日に使ったのは、、同7日に行われた「練馬大根引っこ抜き競技大会」で収穫された練馬大根約4000本(約6800キロ)。献立は各学校の栄養士が考え、区立大泉東小学校では「練馬大根スパゲティ」「大根葉のペペロンチーノ炒め」を提供した。
同校の津川紗也加栄養士は「子どもたちは、総合的な学習の時間で練馬大根について調べてきたので、練馬大根を使ったメニューが出ることを楽しみにしていた。貴重な伝統野菜である練馬大根を食べられるよい機会。子どもたちにはいつも食べている大根との違いを感じながら食べてほしい」と話した。児童の一人は「練馬スパゲティは大好きでいつもおかわりする。家でも食べたい」と笑顔を見せていた。