見る・遊ぶ

西武鉄道101系・301系が引退-引退後は他線や譲渡へ

「西武鉄道100年アニバーサリー・ヘッドマーク」付き301系(場所=石神井公園駅)

「西武鉄道100年アニバーサリー・ヘッドマーク」付き301系(場所=石神井公園駅)

  • 0

  •  

 長年、練馬区民の通勤・通学・行楽の足として愛され続けてきた西武鉄道(埼玉県所沢市)の101系(ワンマン改造車除く)・301系が12月9日に引退した。

西武鉄道100年アニバーサリー・ヘッドマーク

[広告]

 同車両は1969(昭和44)年、西武秩父線開業に合わせてデビュー。3ドア車体の通勤車両で、山岳区間の運転からラッシュ輸送まで幅広く対応できる車両性能を備える。デビュー以来、同社のほとんどの路線で運行し、一時期最大434両で同社の輸送を支えた。101系は2両・4両・6両編成で、301系は8両編成。

 30000系(スマイルトレイン)など新車両の導入により引退が進み、この日、西武池袋線と狭山線で運行していた同車両も引退した。「引退後は、多摩川線・多摩湖線の運行に使うほか、国内の鉄道会社への譲渡を予定している。事故などで緊急な場合は、臨時車両として使う可能性もある」と同社広報担当者。

 引退に伴い「さよなら101系・301系イベント」を開催。第1会場の「西武球場前駅」のイベント開場時間に合わせて、池袋駅から「西武鉄道100年アニバーサリー・ヘッドマーク」付き301系による臨時直通列車を運転。同車両を撮影するため踏切やホームに足を運ぶ鉄道ファンも見られた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース