練馬を中心に活動するヒーロー「ネクロマン」が1月4日、新年の活動をスタートし、区内のスタジオでレコーディングを行った。
2012年大みそか、TOKYO FMの番組「シンクロのシティ」に出演したネクロマン
収録したのは「ネクロマンのうた」。スマートフォン専用放送局「WALLOP(ワロップ)」の番組「こちらネクロ放送局」で作られたもので、作詞作曲は同区在住のシンガー・ソングライター石田洋介さん。これまでの音源は石田さんが歌うバージョンのみだったため、今回ネクロマンバージョンを収録した。
「腰が痛い」と来て早々体調不良を訴えていたネクロマンだったが、収録を行うにつれ元気を取り戻し、約2時間でレコーディングは終了。レコーディングについては「ばっちり」と石田さん。この後、収録した歌の編集作業を行い、CDを制作するという。レコーディングを終えた後、ネクロマンの体調が悪化し、救急車で運ばれるというアクシデントも起きた。
この日、レコーディングに立ち会った練馬経済新聞・小田切編集長は「ネクロマンの場合、記事がネタっぽく見られがちだが、ほとんど事実。ネタっぽいイベント発生の天才かも」と振り返る。
今回制作したCDは今月13日、秋葉原UDXで開催するイベントで発売を予定する。ネクロマンのほか、ゆるキャラたちが集まる内容で、同イベントの幹事を務めるネクロマンの体調が心配されるが、「満身創痍(そうい)でレコーディングしてくれたネクロマンのために制作を間に合わせるので、ネクロマンも早期復帰を」と、石田さんもエールを送る。