練馬で「スタジオENDO」(練馬区栄町)を経営するアーティスト・遠藤義輝さんが「さくらプロジェクト3.11」の応援ソング「さくらfeeling」を制作し、現在ユーチューブで配信している。
資金を募り、東日本大震災被災地に桜の苗木を植樹する同プロジェクト。再び桜咲く美しい故郷となり、人が集い経済効果をもたらすことを最終目的として活動している。
音源制作には遠藤さんのほか、以前共に活動していたスウェーデン人ドラマーのムール・クリスチャンさんらが参加。ミュージックビデオはインターネットで制作会社を探し、依頼したという。
応援ソングを制作したきっかけは、「もともとは、当スタジオオリジナルの桜ソングを作りたいという衝動だった」と遠藤さん。「制作するうちに、ダウンロードやCDを売って得た収益で被災地に桜の木を植えるというチャリティー企画にしたらどうだろうと思いついた」と振り返る。そのような活動を行っている団体を探していたところ同プロジェクトを見つけ打診。応援ソングとして同プロジェクトホームページでも紹介されている。
「僕はホームページを通じ植樹の募金とユーチューブに同プロジェクトのホームページのリンクを貼っただけ。実際に現地で活動する方々には本当に頭が下がる。いつの日か被災地にも桜が咲き乱れる日を願って、これからも音楽活動を通じて応援したい」と話す。「少しでも支援の輪を広げていただけたら、この上ない喜び」とも。