西武鉄道は3月16日、東急東横線・横浜高速みなとみらい線との相互直通運転を開始する。
今回の相互直通運転でつながるのは、東急電鉄=東横線、東武鉄道=東上線、西武鉄道=池袋線・有楽町線、東京メトロ=副都心線、横浜高速鉄道=みなとみらい線。埼玉県西南部の飯能方面から練馬、都心部を通り横浜方面に広域鉄道ネットワークが形成され、利便性が飛躍的に向上するとともに、沿線観光や旅客流動が活性化されることが期待される。
所要時間も短縮され、飯能-元町・中華街間を現行より 9 分短縮し最速 95 分で、練馬-横浜間を約50分で、それぞれ結ぶ。
この日、西武線から東横線への直通の始発は、西武池袋線・小手指駅始発で6時16分発の各駅停車元町・中華街行き。その逆は東急東横線・菊名駅始発で5時34分発の各駅停車小手指行きとなっている。
同日、相互直通を記念して同社オリジナルパスケースと各社共同のネクタイピンセットを発売。
パスケース「2013・3・16相互直通運転記念 6000 系タッチアンドゴー」は、相互直通運転に使う西武6000系車両をデザインしたICカード乗車券専用パスケース(改札エラー防止機能付き)。価格は700円(1人3個まで)。
ネクタイピン「5社相互直通運転開始記念 ネクタイピンセット」は、5社の直通運転対象車両(東武50070 型、西武6000 系、東京メトロ10000 系、東急5050 系、みなとみらい線Y500 系)をデザインしたネクタイピン5種と相互直通運転ロゴマーク「Joint!」ピンバッジのセット。台紙には各社の路線図がデザインされ、机上に飾ることができるよう紙製の専用スタンドも付属している。価格は2,000円(1人5個まで)。5555セット限定(シリアルナンバー入り)。発売場所は各社異なる。
西武線では練馬駅構内のTOMONYを含む各駅売店(一部店舗を除く)で扱う。詳しくは同社ホームページで確認できる。