杏文学園東京柔道整復専門学校(練馬区氷川台3)は来年4月、スポーツ現場で必要とされるトレーナーを育成する「柔整トレーナー科」を新設する。6月14日に発表した。
近年、高校生を中心に、スポーツ選手として活躍してきた学生が将来トレーナーとして選手をサポートすることができるトレーナーを目指して同校へ進学する例が増加していることから、柔道整復術を基盤にスポーツ科学の基礎を習得する「柔整トレーナー科」の開設を決めた。
「柔道整復師は身体の構造や機能を熟知していることから、けがの治療や身体機能を回復させるトレーナーに向いている。けがの再発予防や効率的な身体の使い方、動かし方などのアドバイスすることも可能」と同校担当者。
同科では、けが治療の専門家である柔道整復師の国家資格を取得しつつ、トレーナーに必要なスポーツ科学の基礎を習得できるのが特徴。卒業後も「日本を代表する」トレーナーによる講義を予定するなど、トレーナー技術の向上を図るという。
今月23日、同科のオープンキャンパスを予定。