練馬みどりの機構(練馬区豊玉北5、TEL 03-5999-9577)は現在、「練馬のみどり」をテーマにした俳句を募集している。
練馬のみどりに関心を持ってもらうことを目的に、練馬のみどりを愛し季節を感じられる俳句を募集する。今年で3回目。
昨年は一般の部で153通415句、小中学生の部で4060通9785句、合わせて4213通1万200句が寄せられた。同団体では本年度も、「人とみどりが輝くわがまち練馬を愛する思いを『五・七・五』のリズムにのせて自由に表現してほしい」と投稿を呼び掛けている。
応募資格は、区内在住・在勤・在学者。一般の部と小中学生の部の2部門で行う。募集期間終了後、審査を経て、部門ごとに大賞、優秀賞、佳作、特別賞などの入選作品を決定し、今年12月に表彰するほか、入選作品は来年1月に練馬区役所、区内施設で展示予定。審査員は、俳句に造詣の深い元区立小学校校長のほか主催・後援・協賛団体で構成する予定。
昨年の小中学生の部大賞は、練馬区立早宮小学校の豊田真弓さんの句。「夏空に せみのブローチ ケヤキの木」。一般の部大賞は、光が丘在住の桑谷佳男さんの句。「落葉掻く 日課重ねし 大欅」。
応募用紙は、区内の図書館や地区区民館などの区立施設に置いてある用紙を使うか、郵便はがきを使う。応募期間は9月30日まで。
同団体は、「練馬らしいみどりを子どもたちにのこそう」「みどりを介して地域コミュニティをつくろう」「区民・区内事業者・区が協力して練馬のみどりをふやそう」の3つの誓いの下、2006年3月に発足。毎年、みどりの保護保全に関わる練馬区からの事業を受託しているほか、地域の方々を対象にみどりへの関心を深めてもらうためのイベントや啓発事業に取り組んでいる。