西武プロパティーズ(埼玉県所沢市)は9月5日、西武池袋線・石神井公園駅周辺の開発エリアの名称を「エミナード石神井公園」とし、10月2日に開業すると発表した。
開業するのは、西武グループ9施設目となる駅ナカ商業施設「エミオ石神井公園」をはじめとした商業店舗と時間貸し駐輪場「西武スマイルパーク エミナード石神井公園第2駐輪場」。
エミオ石神井公園では、「公園を散歩するように街を楽しむ石神井スタイルの提案『都心と郊外、ふたつの魅力あるくらし』」をコンセプトに、スーパーマーケットや服飾雑貨・輸入食材・生花・カフェ・レストランなどの店をそろえる。今回は西口改札前の「エミオウエスト」と駅北側の練馬自転車歩行者専用道に面する「エミオノース」。
出店するのは、「食品館イトーヨーカドー」「築地銀だこ」「青山フラワーマーケット」「石焼アンテンドゥ」「ポケットマート」「ブルーブルーエ」など19店舗。「通勤・通学で駅を利用される方だけではなく、近隣にお住まいの方にも日常的に利用いただける商業施設」と同社広報担当者。
今後開発を予定する2期(2014年度)、3期(2015年度)にも店舗の導入を予定している。
「西武スマイルパーク」では、先行して開業している2施設に加え、エミオ石神井公園の店舗上部に新たに駐輪場611台を整備。これによって、石神井公園駅周辺開発計画での駐車場・駐輪場整備計画(駐車場39台、駐輪場1287台)が完了する。
エミナード(eminade)は、日本語の「笑み」とフランス語の「プロムナード(promenade)=遊歩道」から抽出した「ナード(nade)」を掛け合わせて生まれた造語。「駅から石神井公園へとつながる散策の起点として、訪れるお客さまに『ほほ笑みのひととき』を提供する施設でありたいという思いを込めている」と説明する。
営業時間は店舗により異なる。