練馬区立美術館(練馬区貫井1、TEL 03-3577-1821)区民ギャラリーで1月25日・26日、区内18の区立児童館と厚生文化会館児童室が参加する「練馬の児童館展」が開催される。
地域の「子育て・子育ち支援」施設である児童館を広くPRし、理解を深めてもらうことを目的に開催されている同展は毎年、親子連れなど約6000人以上の人でにぎわいを見せる。同展は、1977(昭和52)年から「児童館合同作品展」として開催してきたものを、1998年に「練馬の児童館展」としてリニューアルしたもの。今回が37回目となる。
「あそぼう! みんなの児童館」をスローガンに、区立児童館・厚生文化会館児童室を利用している子どもたちの日常の様子などを、工夫を凝らして紹介するほか、手作りゲームや楽器などを楽しむことができる。
「見て 触って 遊べる」コーナーがあるのも同展の特徴。展示コーナー入り口では、練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」の壁飾りが出迎えるほか、独創性豊かな「はにわ」の作品はそれぞれの表情の違いがユニークで、「見て」楽しむことができる。独特の手触りが特徴な小麦粉入り風船人形「こむぎん」は実際に「触って」楽しむこともできる。そのほか、ミニボールを転がして遊ぶゲームや、箱くじ・おみくじで「遊べる」コーナーも設ける。
今年は、展示されている点字用紙を再利用したエコバッグを、実際にその場で作って持ち帰ることもできるコーナーを新設するなど、随所に来館者にも楽しんでもらえるよう工夫する。
開館時間は10時~18時。無料。