練馬区環境まちづくり公社は3月1日、石神井公園駅の東西の高架下に自転車駐輪場をオープンした。
石神井公園西自転車駐車場(練馬区石神井町8)と石神井公園東自転車駐車場(石神井3)の2カ所で、合わせて約1700台の収容が可能。3時間までの利用を無料とし、買い物客などに便利な料金設定にした。
「地域に愛される駐輪場」をテーマに、これまでの無機質で暗い駐輪場のイメージを変えるため地域住民が参加するワークショップや自転車利用者へのアンケートの意見を生かして設計された。区民からのアイデアを元に、石神井らしさを出すため地元の風景写真を案内看板に取り入れたり、小学生の絵や学習成果を展示したりするなど和みのスペースを設けた。
2月28日にはオープニングセレモニーが開かれ、写真を提供した地域の写真サークル「写真の集い」の会員や光和小学校5年生児童約140人、地域住民が招かれたほか、同公社が支援する地球温暖化対策地域協議会のマスコット「ねりねこ☆彡」も参加。テープカットの後に記念撮影を行っていた児童は「こんな駐輪場になるなんてびっくりした」と話していた。
同公社の担当者は「環境とまちづくりの観点から。駐輪場が地域の方の自転車を受け入れる施設であるとともに、街の一部として地域に根差した愛される場となるようこれからも取り組みを進めていく」と説明する。
24時間営業。利用料は24時間100円(3時間まで無料)。