石神井公園駅近くのそば店「蕎麦(そば)に銘酒 野饗(のあえ)」(練馬区石神井町3、TEL 03-5393-6899)が現在、同区内でそば栽培を目指し手伝ってくれる参加者を募集している。
同店によるそば栽培は今年で3年目。店主の山越龍二さんが「自分で育てたそばを打ってみたい」と茨城、長野、福島などのそば専門家から学び、区内で栽培を始めた。練馬での成功例がないことから「収穫は厳しいのでは」という声もあったが1年目に練馬産そばの収穫に成功した。
今年は、同店のほか近隣の「なかやしき」(同)、「大村」(谷原5)などのそば店も参加し「これまでになくにぎやかになりそう」と山越さん。
畑は西大泉と石神井台の2カ所を予定。合計で約4反(約3966平方メートル)の広さになるという。今回は農家の呼び掛けも広がっており、「現状50人~100人が集まる見込み」とも。
作業は2~3時間で終わるものから1日かかるものがあり、部分参加や期間中通しての参加も可能。8月中旬に氷川神社(石神井台1)で豊作祈願を予定する。種まきは8月24日、刈り取りは11月下旬の見込み。12月下旬には、参加店による「練馬産そば食べ歩き」イベントを企画している。参加方法はホームページで確認できる。
営業時間は12時~14時、18時~22時(日曜・祝日のみ12時~21時)。月曜定休(祝日の場合は翌日、8月~10月はそば栽培のため火曜も定休)。