練馬区役所地下多目的会議室で8月20日、街づくり講座「ミュンヘン市のこどもと家族にやさしいまち」が開かれる。主催は「練馬まちづくりセンター」。
同講座は、ドイツ・ミュンヘン市で「子どもの参画専門員」を務めるヤーナ・フレードリッヒさんを招き、ミュンヘン市が理念として掲げる「子どもと家族に優しい街とはどんな街なのか」、同市の子どもによる街づくり提案事業「子ども・青少年フォーラム」を通じた講演を行う。
同フォーラムでは、子どもたち自身が暮らす街の課題に対して自ら街づくりの提案を行うだけでなく、審査も子どもたちの手によって行われるもので、採択されたものは行政、議会が受け止め、提案した子どもたちと実施されるという。ヤーナさんは同フォーラムの司会を担当していた。
パネルディスカッションでは、区内で子どもの社会参画をアート、遊びという切り口で行っている3団体の代表を招き、ヤーナさんも交えて子どもの社会参画について議論する。参加するのは、臼井隆志さん(アーティスト・イン・児童館)、大人倫菜さん(旭丘アートプロジェクト実行委員会)、中川奈緒美さん(あそびっこネットワーク)。
開催時間18時~20時45分。先着200人、参加無料。申し込みは、同センターホームページなどで受け付ける。