江古田駅近くの商店街「江古田ゆうゆうロード」で8月1日、打ち水イベントが開催された。
会場では、同商店街振興組合の仲田守宏理事長の合図で、約120人の参加者が一斉に打ち水をスタート。参加者の中には、初めて打ち水をするという子どもたちも。ひしゃくやペットボトルを使って楽しそうに水をまいていた。
この日は、約10分間の打ち水で41.5度あった路面の温度が36.5度と「5度」も下がった。打ち水には、水道水ではなく二次利用水などを利用した。「打ち水も含めて、商店街では環境に配慮した取り組みを行っている。さまざまな場面で取り組みを続け、商店街のお客さまに涼しさを届けたい」と仲田理事長。
暑い夏を涼しく過ごすための打ち水は、電気などのエネルギーを使わず誰でも手軽に行うことができることから、練馬区では今夏「ねりまecoチャレンジ!打ち水大作戦」と題して、打ち水をきっかけとした環境行動の啓発に取り組んでいる。
打ち水イベントを予定し、同4日は日本大学芸術学部江古田キャンパス、7日は南田中図書館(いずれも16時30分~)、8日は武蔵大学正門前(16時~)でそれぞれ実施する。雨天中止。そのほか、イベントなどで打ち水に取り組む団体や個人に、ひしゃく、バケツ、温度計などを貸し出す