練馬区内の避難拠点(小中学校)99カ所で8月31日、区民と各防災関係機関職員による「震災総合訓練」が行われる。
大地震の発生に備え、毎年実施する大規模訓練。当日は約4000人が参加し、災害対策本部との通信連絡確認、防災資器材操作、運営マニュアルの再点検など、初動対応力の強化と向上を図る総合訓練を行う。
同日、防災を身近に感じてもらおうと大泉小学校(練馬区東大泉4)をメーン会場に「防災フェスタ」も開催。はしご車体験搭乗、初期消火訓練、伝言ダイヤル訓練、避難所に実際に設営するスペースをダンボールで再現した避難所運営訓練などを実施するほか、JA東京あおばの協力で、区内の畑で採れたニンジン・ジャガイモ・玉ネギを使ったカレーライス800食の炊き出しを行う。
今回初めての取り組みとして、区内新聞販売店との連携協力による災害時臨時広報紙発行訓練も行う。区役所内事務室で、同紙の編集・発行作業を行った後、区内の新聞販売店の連携協力で、5カ所の小学校に配布する。同訓練は、練馬区新聞販売同業組合と締結した「災害時における情報の提供および収集に関する協定」(2014年1月締結)に基づいて行われるもの。
時間は10時~12時30分。