練馬区役所で現在、区民が自宅や事業所などで育てた「みどりのカーテン」写真展とコンテストが開かれている。
「みどりのカーテン」は、アサガオ、ヘチマ、ゴーヤーなどのつる性の植物をネットなどに這(は)わせて作る自然のカーテン。遮光や目隠しのほか、植物の持つ蒸散作用により建物の温度や室内の気温が上がるのを防ぐ働きがあり、家庭の庭先やベランダでも簡単に設置できる。
写真コンテストは初開催で、緑を増やすことと環境負荷の低減に効果があると注目を集めている「みどりのカーテン」をPRするのが目的。応募49作品の中から、区役所を訪れた人に1点を選んで投票してもらう。最優秀作品には「ねりまみどりの葉っぴい基金」キャラクターの「ぴいちゃん」グッズを贈る。
作品を見ていた人たちは「ゴーヤーは実も成るので来年育ててみたい。どれも立派な作品で選ぶのに悩んだ」「自宅でパッションフルーツを育てているが難しい。皆さん立派に育てていて驚いた。特に藤のカーテンは花の季節のころに見させていただきたい」と話す。
9月12日まで。