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練馬の中学校で選挙講座-「18歳選挙権」を踏まえて

講座の様子

講座の様子

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 練馬区立豊渓中学校(練馬区旭町3)で3月10日、3年生48人を対象に選挙に関する講演とグループワークが行われた。

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 若年層の選挙への関心を高め、投票率向上を目的に練馬区選挙管理委員会が実施。昨年の衆議院議員選挙で最も若い20~24歳の投票率は29.72%で、全年代を通じて初めて3割を切り、若年層の投票率の低下が社会的な問題となっている。今国会で公職選挙法改正案が成立すれば、来年夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」へ下がる見通しで、若年層の選挙への関心をどう高めるかが課題となる。

 同区選管では「18歳選挙権」を踏まえ、選挙や政治をもっと身近に感じ、興味を持ってもらうきっかけを作ることが重要だと考え、同校の協力のもと同事業を企画。

 全国で選挙啓発活動を行っているNPO法人「ユースクリエイト」の原田謙介さんを講師に招き講義を行ったほか、グループワークを通じて生徒たちが日々の暮らしの中でどう政治と関わっているのかをそれぞれ考え発表し合った。

 参加した生徒は「政治を身近に感じることができた。未来をつくるのは自分だと考えるきっかけになった」と感想を話していた。

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