練馬区内で3月29日、ハーフマラソン大会「練馬こぶしハーフマラソン」が初開催される。
当日は8時に都立光が丘公園をスタートし、笹目通り・目白通り・環八通り・川越街道の区内の幹線道路を巡り、同園に戻ってくるコースとなっている。コブシとサクラ桜が咲く同区ならではの光景の中を約5000人のランナーが走る。
大会最年長ランナーとなる小園光男さん(79)は「仲間に誘われて走り始めて20数年。いろいろな大会に出ているが、この大会は幹線道路を走れるのが大きな魅力。沿道の応援は大変励みになって、力が湧いてくる。走行中は苦しいが、ゴールすると全て忘れて何とも言えない達成感がある。何とか完走を目指したい」と意気込む。当日は息子の忠雄さんと親子で参加する。
レースのほか、同園ではイベントも行う。ゲストランナーによるトークショーやお笑いコンビ「テツandトモ」によるミニライブを予定。
大会には、地元の町会・自治会、スポーツ団体、中学生、高校生など約1500人が大会ボランティアとして参加。「ランナーの方にはまた走りたいと、ランナー以外の方には今度は自分も走ってみたいと感じてもらえる大会を目指したい」と同イベント担当者。