都立石神井公園と周辺エリアで5月17日、「照姫まつり」が開催される。
練馬の春の祭典として長く親しまれている同祭。最大の見どころは、主役三役と呼ばれる照姫、豊島泰経(やすつね)、奥方を中心に、華やかな衣装を身にまとった姫や勇ましい鎧(よろい)姿の武者などで構成する約100人の時代行列。公園の周辺約2キロを3時間ほどかけて練り歩く。
主役三役は一般公募の区民からオーディションで選出。今回は、戸田鮎菜さん(照姫役)、上田大介さん(豊島泰経公役)、森恵美さん(奥方役)がそれぞれ演じる。行列を彩る三役以外の姫や武者も一般公募から選んだ。今年は練馬区の友好都市で、来年の大河ドラマ「真田丸」の舞台である長野県上田市から真田の甲冑隊や陣太鼓も参加する。
会場では、3つのステージで大道芸パフォーマンスやおはやし、ダンスなどを披露するほか、約80店の模擬店が立ち並ぶ。
開催時間は10時~15時30分。小雨決行。