陽和病院(練馬区大泉町2)で5月23日、「陽和ふれあいフェスタ」が開かれる。
同イベントは近所にありながら遠い存在に感じる精神科病院や精神障がいのある人のことを身近に感じてもらうことを目的に区内で社会福祉事業を行う「つくりっこの家」が3年前に企画。年に2回開催し、今回で7回目。昨年からは同病院や地元のNPO法人なども実行委員に加わった。
当日は地元農家の有機野菜や障がい者作業所の自主製品、焼きたてパン、リサイクル衣類のマーケットなどのほか、手作りのゲームコーナーやギター、オカリナの演奏ライブなど子どもからシニアまで楽しめる内容となっている。
開催時間10時~15時30分まで。入場無料。
つくりっこの家は1978(昭和53)年、地域の人たちが始めた団体で、障がいの有無にかかわらず、働く場を通して共に生きる関係づくりを行っている。障がいのあるメンバーと地域の主婦を中心とするメンバーが、リサイクルショップ、さき織り工房、練馬区立大泉学園町体育館売店などで、それぞれの持ち味を生かしてさまざまな仕事に取り組んでいる。