練馬区役所で6月3日から、展示会「スタート!エコライフ2015」が開かれる。主催は「ねり☆エコ」(練馬区地球温暖化対策地域協議会)。
6月の環境月間に合わせた同イベント。環境に優しい生活と地球温暖化対策を進めることが目的。会場ではエコリフォーム、太陽光発電や家庭用燃料電池システムなどの創エネ機器のほか、住宅に関するエコやクールビスやLED照明など暮らしに関するエコ、同区の環境への取り組みなどを紹介する。
同5日は、東京ガスの協力で燃料電池自動車「トヨタ・MIRAI」の体験乗車会を実施する。有害な排ガスを出さずに水(水蒸気)のみ排出するエコカーで街を走り、乗り心地を体験してもらう。同18時30分から、気象予報士・岩谷忠幸さんを招き、「異常気象から暮らしを守ろう」と題した講演会を行う。
イベント担当者は「練馬区では、排出される温室効果ガスのうち家庭からのものが49%を占めている。地球温暖化の現状と対策、家庭でできる身近なエコから最新のエコカーまで紹介することで、地球に優しい生活をスタートするきっかけになれば」と話す。
展示時間は10時~16時(3日は11時~)。入場無料。
「ねり☆エコ」は区民団体、事業者団体が中心となり、区民や事業者にエコライフを広めることを目的として2010年5月に設立。家庭から排出される二酸化炭素の削減に向けて、地球温暖化防止のための普及啓発事業を中心に展開している。