石神井公園駅近く練馬区立南田中図書館(練馬区南田中5)で4月10日、練馬の街や暮らしを写した「ねりまの風景展-ソラとまちがあるくらし-巡回展」が始まった。
今年2月に練馬文化センターギャラリー(豊玉北5)で開催した同展。練馬まちづくりセンターが行っている「撮り歩きワークショップ『ソラとまち』」で撮影された練馬の風景写真と武蔵大学永田ゼミの学生の作品「音風景」を展示したところ、同館の館長代理・菊池陽子さんの目にとまりアンコール巡回展が決まった。
菊池さんが同展を知ったのは、知り合いで同ワークショップの講師を務める同区在住のグラフィックデザイナー・田崎はじめさんの紹介。「ギャラリーでは、場所を借りる必要があり展示期間も短い。せっかくパネルを作ったのであれば図書館にもスペースがあるのでぜひ展示してほしいと提案した」と菊池さん。
巡回展では、練馬の風景写真63点を同館の柱や窓のスペースに展示。会場の都合で、武蔵大学生の作品「音風景」の展示は見送った。
「撮り歩きワークショップ『ソラとまち』」は、公募で集まった区民とデジタルカメラで街を撮って歩くワークショップ。4年目を迎えた今年のテーマは「ソラとまち」。季節ごとに場所や時間を変え、街に注がれる光や流れる空気、音が感じられる風景を撮影しポストカードを制作している。
これまでに光が丘、練馬・桜台、土支田で行っており、今月19日には同館でもワークショップを予定する。申し込み方法・詳細は、練馬まちづくりセンターのホームページで確認できる。
開館時間は9時~20時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。月曜休館(第3月曜除く)。入館無料。展示は5月31日まで。