菊池建設(西東京市)は現在、建設業界をかっこよくPRする動画「テッペンからの景色III~ゼネジョの流儀~」をユーチューブで配信している。
同動画は2014年、「きつい、つらいというイメージの建設業界だが、実際はかっこいい職人が多い。今の若い人たちに職人のかっこよさをもっとPRしたい」と菊池俊一社長が自ら音頭を取り制作に取り組んだもの。「業界全体の未来を見据えた新しいリクルート活動」「現場監督の成り手を増やす施策」と評価を得て、今回、3弾目を制作した。
今回は、「建設業界で働く女子を盛り上げる」をテーマに作成。「女性が活躍できる職場づくり、環境づくりをしていくべき。その施作が建設業界全体の隆盛につながる」との思いが込められているという。
ストーリーは、ぼんやりと学生生活を送っていた主人公・夏実が「ゼネジョ」(ゼネコンで働く女子)としてデビューするまでを描いた内容となっている。主人公は菅沼美咲さん、そのほか伊原夏菜さん、野沢大悟さん、ビジュアル系バンドFEST VAINQUEUR(フェスト ヴァンクール)のGAKUさんらが出演。
「女性だからできないではなく、女性だからこそできるということを知ってほしい。女性も働ける職場・業界であることが認知されれば、建設業界人気も復活することができるのでは。今後も業界を盛り上げる、イメージを変える工夫を積極的に取り組んでいき、内定を取るだけではなく、その後をしっかり味わって体験して、自分のドラマを歩んでいける業界をつくっていきたい」と菊池社長。