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練馬区が商店向け助成金受け付け イベントなど魅力ある店づくり応援

昨年の「まちゼミ」の様子

昨年の「まちゼミ」の様子

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 練馬区は現在、商店向けに支援充実として新たな助成事業を受け付けている。

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 区では、「みどりの風吹くまちビジョン」(2015年3月策定)の戦略計画に、商店街全体の魅力向上につなげることを目的に「お客の集まる個店づくり支援事業」を位置付けている。具体的な取り組みとして、「まちゼミ」支援、個店連携支援、店舗改修支援を掲げ、昨年から「まちゼミ」を支援している。本年度は「まちゼミ」支援のほか、新たに「個店連携事業」と「店舗改修事業」の支援を開始する。

 「個店連携事業」への助成は、街バルや食べ歩きスタンプラリーなど、複数の店が協力して実施するイベント事業や、商品開発の広報費、材料費などを助成するもの。「2店舗以上の商店会員店舗を含む、複数の事業者の参加で行うこと」「参加店舗のうち半数以上が区内の商店会員であること」などが要件。補助上限額は50万円。

 「店舗改修事業」への助成事業は、子どもや弟子が店を引き継ぐ際の改修や業種変更にかかる改修、もしくは顧客からの要望に応え、店内にイートインスペースを設けるときなど、課題解決のために店を魅力的に改修する費用を助成するもの。「現在営業を行っている店舗であること」「原状回復のみを目的とした事業ではないこと」などが要件。補助上限額上限は100万円。いずれも補助率は費用の2分の1以内。

 区では、2つの事業支援を新たな助成事業により始めることで、商店街の核となる魅力ある個店を増やし、商店街全体の魅力向上につなげる狙い。申請書類は商工観光課で配布。申し込みは6月30日まで。

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