練馬区が現在、区内に生息する生き物の情報を募集している。
区内の「みどりの実態調査」の一環として実施するもので、区民らから季節ごとに報告してもらう取り組み。参加は誰でも可能。区内で対象の生き物を見つけた場合、見つけた場所・日時と写真(ある場合のみ)を電子メールで送る。
今回対象となる「春の生きもの」はツバメ、ウグイス、カルガモ、アオバズク、ヒキガエル、クビキリギス、アゲハチョウ類、ムラサキケマン、ネジバナの9種。
寄せられた情報は、ウェブサイト「ねりまの生きものさがし」や、今後開催予定の写真展でも紹介する予定。区では今回の取り組みを始め、区民協働により、緑を創出し育む取り組みを引き続き進めていく。
区では「練馬区みどりを愛し守りはぐくむ条例」に基づき、緑の保全および創出のために必要な施策を策定するため、5年ごとに「みどりの実態を調査」を行っている。前回、2011年の報告書調査ではデジタル航空写真で、1平方メートル単位で緑被地を抽出し区内の緑被率を調べた。併せて行った実地調査で、樹木、生け垣、壁面緑化などの分布状況を調べている。
募集は6月30日まで。