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「私立大泉学園」初文化祭、開催迫る 練馬区内で劇稽古に励む

第1公演の練習の様子

第1公演の練習の様子

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 演劇ユニット「私立大泉学園」が7月16日~18日に開催する文化祭イベントに向けて、区内で最終稽古を行っている。

第2公演の練習の様子

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 同ユニットは、アニメと演劇をコラボし、アニメの街・大泉学園を起点に西武鉄道沿線をキャンパスとし地域密着で活動するガールズグループ。演劇活動のほか、地域や企業とタイアップした部活動を展開している。

 同日は池袋シアターグリーン(豊島区)で、「演劇文化祭」と題し同ユニットでは初となる演劇公演を披露する。同イベントは今年5月の「アニメプロジェクトin大泉学園」のデビューイベントで発表。メンバーは週2回の練習から始め、約1カ月前からは回数を増やし練習を重ねてきた。

 劇タイトルは「放課後!ガールズパーティー大泉八犬伝」。ストーリーは学園を舞台に、演劇部を発足したいと奮闘する生徒たちの様子を描いた内容。演出として随所にアニメ上映を挟み、出演者のよる演技とアニメを融合して1本の作品に仕上げている。アニメ版のキャラの声は出演者本人らが行った。「いろいろ大変だが、アニメとコラボすることが私立大泉学園らしさ」とプロデューサーのひらいかずのりさん。

 第1公演(13時~)と第2公演(17時~)でキャストを変え、元は同じ脚本を第1公演ではコミカルに、第2公演では本格的に、と演出を変えているという。主演は浜崎まりなさん(第1公演)、水森千晴さん(第2公演)。

 演劇は初めてという浜崎さんは「プレッシャーが大きく、ずっと緊張している」と話す。「主役が存在感を出していかないと、みんなが生き生きとしないことを実感した。最初は暗くなっていたが、思いっきりやってみたら雰囲気も良くなって、主役って大事だと気が付いた。第1公演はコミカルで、ヘタレなキャラの主人公がドスを利かせるせりふがあるので、そういった場面は面白いのでは」とも。

 「劇は初めてではないが、これだけ多いせりふは初めて。アニメのアフレコも劇とは違って、デフォルメされたキャラの声を楽しんでやることができた」と水森さん。見どころについては、「それぞれキャラの個性の違いや、主人公が演劇部発足のために奮闘し、仲間たちの協力で夢をかなえていく成長過程を見てほしい。みんなでいろいろ考えながら稽古中で、皆さんに楽しめるよう頑張りたい」と意気込む。

 会場は3つの劇場を使い、公演は大劇場で行う。そのほか部活動舞台劇は中劇場、写真展・物販は小劇場で、それぞれ行う。

 開催時間は12時~。料金は、大劇場=3,500円(前売り=3,000円)、中劇場=500円(当日のみ)、小劇場=無料。前売りチケットはイープラス、コンビニなどで扱う。

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