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練馬で「乳がんポスター展」 日芸写真学科とデザイン学科の学生が作成

展示するポスターの一例

展示するポスターの一例

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 練馬区役所本庁舎2階通路などで10月1日、ポスター展「乳がん、ひと、想い」が開かれる。そのほかの会場は、光が丘図書館、南田中図書館、保健相談所(6カ所)。

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 10月の乳がん月間に合わせて実施する同展、検診の受診啓発のほか、乳がんになった本人や、その身近な人のコメントを掲載するポスターを展示する。コメントは、区担当者が看護師として病院に勤務していた時に関わった人や、区の啓発事業で寄せられた声などから選んでいる。

ポスターは全部で16枚。写真とデザインは、区内の日本大学芸術学部写真学科とデザイン学科の学生11人が作成した。写真学科3年の石塚真穂子さんは「さまざまな視点から乳がんを捉えたプロジェクト。それぞれに乳がんに対する意識が芽生え、社会全体でより大きな意識になれば」と話す。

 日本人女性が乳がんにかかる割合は12人に1人といわれており、女性がかかるがんの中で一番高い。「自分や自分の大切な人が乳がんになったらと、考えるきっかけにしてほしい」と区担当者。区では、今回のポスター展を通じて、40歳以上の女性の継続的な乳がん検診を勧めると同時に、女性だけでなく家族など周囲の人にも関心を持ってもらいたいと考えている。

 展示時間は8時45分~20時(最終日は正午まで)。同31日まで。展示時間・実施期間は施設により異なる。

 同学部でも、ポスター展とポスターに使った写真のオリジナル写真展を開く。展示時間は10時~18時。同15日まで。

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