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桜台で「フードフェスタ」初開催へ 地元有志が企画、33店が参加

「桜台フードフェスタ」メーンビジュアル。地元在住の漫画家「わだぺん。」さんが描いた

「桜台フードフェスタ」メーンビジュアル。地元在住の漫画家「わだぺん。」さんが描いた

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 西武池袋線・桜台駅周辺で10月1日・2日、「桜台フードフェスタ」が開かれる。主催は、練馬区桜台商業協同組合、桜台フードフェスタ実行委員会。

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 個人経営の飲食店が多くある同駅周辺で、「各店の味を試すイベントを通じて、個店の魅力に気づいてほしい」と企画した同イベントは今回が初めて。

 同イベント広報担当でヘアサロン店主の長尚紀さんによると、住宅地の桜台は、隣接する練馬駅や江古田駅に比べ、乗降客数も店舗数も圧倒的に少ないという。そこで、桜台商業協同組合青年部を中心に若手有志が集まり、実行委員会を立ち上げた。

 参加店は、すし店、和・洋菓子店、カフェ、居酒屋、青果店、コンビニなど33店舗。いずれも300円以下で購入できるテークアウトメニューを用意する。

 同イベントのメーンビジュアルは、練馬区を舞台とした自転車漫画「東京自転車少女。」などの作品を描いている地元在住の漫画家「わだぺん。」さんが担当した。

 参加者は同駅北口広場に設置する本部テントで、参加店が記載されているパンフレットを受け取り、各店を巡る。食べ歩きしながら街を巡ることができるほか、同広場と中華料理店・茶平(練馬区桜台1)の駐車場には、テントを設営し飲食スペースを用意する。このほか、「ディズニーリゾート パークチケット」を抽選で進呈する謎解きゲーム、「双子コーデ」参加者への「1食分クーポン」配布も行う。

 「準備には7~8カ月かかった。同駅周辺は、桜台商業協同組合、桜台北口商店会、豊南新交会の3商店会がまたがるエリア。自分たちの思いとイベント趣旨を説明するのに1店1店まわり、理解をいただくことがとても大変だった」と長さんは振り返る。

 「実行委員会は一人一人が仕事や事情がある中で、今後の桜台のために熱い思いで準備をしてきた。参加店も桜台の良さをアピールするべく、とびきりのおもてなしをしてくれると思う。皆さんに楽しんでほしい」と参加を呼びかける。

 本部テントの設置時間は11時~20時。参加店の参加時間は店舗により異なる(なくなり次第終了)。参加無料。

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