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練馬で「ユニバーサルスポーツフェスティバル」 800人が参加

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 練馬区立光が丘体育館で10月19日、「ユニバーサルスポーツフェスティバル」が開かれた。

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 福祉施設を利用している障がい者など約800人が参加した同イベント。「誰もが障がいの有無によってわけ隔てられることなく、互いを尊重し、共にスポーツを楽しむ場」をテーマに初開催した。

 ユニバーサルスポーツは、競技性が目的ではなく、障がい者、高齢者、大人、子ども、などが一緒に楽しめるようさまざまな工夫を凝したスポーツ。

 この日は、ボッチャ、スポーツ吹き矢、風船バレー、フライングディスクなどを会場に用意した。参加者の一人は「ボッチャなど初めてやるものだったが、夢中になって楽しめた」と話していた。

 前日は、「車いすアスリート」の副島正純さんによる講演会を行った。副島さんは家業である鉄工所の作業中、鉄板落下の事故で脊髄を損傷し車いす生活になったこと、障がい者スポーツと出会ったこと、パラリンピック出場など今までの競技活動を振り返って感じたことなどを話した。

 講演会参加者の一人は「話を聞いて、大変勇気をもらった。2020年の東京パラリンピックはぜひ見に行きたいので頑張ってもらいたい」とエールを送る。

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