石神井保健相談所(練馬区石神井町7)で「いい歯の日」の11月8日、講座「いい歯を育てる 練馬産を使ったおやつ」が行われた。
歯が生えそろう2~3歳児と保護者を対象に、料理研究家の村上有子さんが練馬産のサツマイモとニンジンを使ったおやつを実演調理した同講座。
村上さんが考案したというおやつは、奥歯でかめる固さを意識した物で、この日は「サツマ芋のスイートボール」「にんじんのスコーン」「麩ラスクのきな粉あえ」を紹介した。
会場では試食を行ったほか、管理栄養士が「食事とおやつ」について、歯科衛生士が「かむこと」についてそれぞれ話した。
参加した親子は「今日はそしゃくと脳の関係なども聞くことができて大変参考になった。手作りおやつと書かれていても作り方が分からなかったが、料理研究家の話を直接聞くことができてよかった」と笑顔を見せる。