練馬区役所アトリウム地下多目的会議室で11月23日、災害シンポジウム「災害にどう備える!?~日頃からのつながりが地域を守る~」が開かれる。主催は練馬区社会福祉協議会。
当日は、災害について学び、災害時の備えや地域で助け合うために必要なことを考える。災害福祉広域ネットワーク・サンダーバード理事・副代表の高橋洋さんによる講演のほか、山形県災害ボランティアセンター運営アドバイザーの堀江光夫さん、同区北原小学校避難拠点運営連絡会会長の上文子さんによるパネルディスカッションを行う。開催時間は14時~16時30分。入場無料。定員は先着150人。
同協議会は、区の「災害時におけるボランティアセンターの運営に関する協定」により、区内で震度6弱以上の地震が発生した場合や大規模災害などで区が必要と定めたとき、「練馬区災害ボランティアセンター」を設置する。
12月からは、同センターで必要な人材となる「災害ボランティアコーディネーター育成講座」を開く。災害時、同センターや避難拠点運営連絡会などを拠点に地域のボランティア要望の相談に応じたり、同センターに入った情報を各地域へ発信したりするなど同人材の果たす役割や視点、災害時に地域で何をすべきかを全4回の講座を通じ学ぶ。
対象は災害時にボランティア活動を希望する人で、全講座に参加可能な区在住・在勤・在学の人。定員は先着30人。