練馬駅北口の「区民・産業プラザ」(練馬区練馬1)の産業イベントコーナーで2月10日、「ねりま漬物物産展」が始まった。
区内の漬物業者10社が、練馬の特産品の漬物を広く紹介するため、1989年から開催する同イベント。
この日、人気を集めていたのが練馬ダイコンのたくあん漬け「ねりま本干沢庵」(2000本限定、1本=540円)。区内で生産した練馬ダイコンを天日で干し上げ、米ぬかと塩で1カ月以上漬け込む昔ながらの製法で作られており、素朴な味とパリッとした歯切れの良さが人気。練馬ダイコンは長さ1メートル以上にもなり、一般的に販売されているたくあん漬けに比べて長さがあるのが特徴。
練馬漬物事業組合の小澤優貴組合長は、「今年の練馬ダイコンは、漬物にするのに程よい大きさで、味や食感も例年以上のものに仕上がった。一人でも多くの方に練馬大根のたくあん漬けを味わってもらいたい」と話す。
買い物客は「去年、初めて練馬ダイコンのたくあん漬けを食べて、歯応えと風味が気に入った。今しか買えないと思い、つい買いすぎてしまったので友人にもあげたい」と笑顔を見せる。
開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。2月12日まで。