練馬区情報フリーペーパー「ミニョン」が11月、「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2017」新創刊部門の優秀賞を受賞した。
同紙はウェブマガジン「nerimakko(ねりまっこ)」が、今年9月に発刊したフリーペーパー。クラウドファウンティングで約40万円の支援を募り創刊号を発行した。練馬区役所、区内飲食店など約80カ所で計3000部を配布した。
編集長の中崎リリさんは2児の母で、フリーランスのグラフィックとウェブのデザイナー。同区で子育てや生活をする中で、「練馬に住む女性に必要な情報を届けたい」との思いから、地域情報の発信を始めた。
内容は女性向けに区内のイベント情報、レシピ、おしゃれスポットやグルメのほか、子育てに役立つ情報を掲載。捨てられないフリーペーパーを目指し、紙質・デザイン・写真にこだわった紙面作りを心掛けている。
今回の受賞については、同部門は2年以内のフリーペーパーがエントリーでき、同紙はまだ創刊号しか発行していなかったことから「正直驚いている」と中崎さん。
「受賞により練馬区を日本中にアピールすることができ、大変うれしい。せっかく頂いた賞を無駄にしないよう、もっといろいろな企画や役に立つ情報を発信し続けていくので、引き続き応援いただければ」と話す。
12月1日に冬号を発行。「目標は3年間発行を続けること」と意気込む。