都立石神井公園周辺で4月22日、「照姫まつり」が開催される。
石神井に伝わる照姫伝説にちなんだ同祭りは今年で31回目。最大の見どころは、主役三役と呼ばれる照姫、豊島泰経(やすつね)、奥方を中心に、華やかな衣装を身にまとった姫や勇ましい鎧(よろい)姿の武者などで構成する約100人の時代行列。
今年の照姫役は、区内在住の中学生・加々見星奈さんが12人の候補者の中から選ばれた。加々見さんは「これまでの照姫まつりよりも素晴らしい祭りとなるよう頑張りたい」と意気込む。豊島泰経役は関口敦彦さん、奥方役は宮永麻衣さんがそれぞれ選ばれた。
野外ステージ、くつろぎ広場、駅前会場では、ダンスや歌などが披露される。チャンバラ合戦会場(石神井公園 B地区野球場)では、小学3年生以下限定でチャンバラ体験会を行う。
時代行列は12時から同公園野外ステージで出陣式を行った後、13時10分に中之島の対岸から出発。石神井公園駅周辺へ向かう。14時5分に同駅会場を出発し再び中之島の対岸まで戻る。14時55分に出発し野外ステージまで帰還するコースを練り歩く。その後帰還式を行う。
同祭開催に伴い駅周辺では交通規制が行われ、同駅南口のバス停留所は9時から17時まで、同園駐車場に移設する。
開催時間は10時~15時30分。小雨決行。