練馬区役所で現在、サツキの盆栽展示を行っている。
練馬ダイコンやキャベツなどの生産で知られる練馬では、「練馬模様木(もようぎ)」と呼ばれるサツキ盆栽の生産地としても知られる。針金などを使って枝を曲げ、独自の風合いを醸し出す「練馬模様木」は、その立ち姿からサツキファンの間で人気が高く、かつて一世風靡(ふうび)したブームをけん引したという。
会場には、区内の農家が丹精込めて育てた色とりどりのサツキ盆栽30鉢が並ぶ。生産者の上野正巳さんは「わが子のように育てた作品を多くの方に見ていただけることはうれしい。ぜひ練馬区のサツキの魅力を皆さんに知ってもらいたい」と話す。
展示時間は8時45分~17時。5月27日まで。