石神井公園ふるさと文化館分室で7月7日、「元気いっぱい!!ばばばあちゃん 絵本作家・さとうわきこ展」が始まった。
絵本作家・さとうわきこさんは東京生まれ。6歳の頃に結核を患い療養のため練馬区東大泉町へ移住。次第に健康をとり戻し、絵本作家となった。1978(昭和53)年「とりかえっこ」(ポプラ社、絵=二俣英五郎)で第1回絵本にっぽん賞受賞。元気で明るくパワフルな主人公が活躍する絵本「せんたくかあちゃん」シリーズや「ばばばあちゃん」シリーズなどの代表作を発表している。
現在は長野県岡谷市と諏訪郡原村で絵本美術館を運営し、「子どもたちに、幼い頃を明るく笑って過ごしてほしい」との願いを込め作品を描き続けている。
同展では絵本原画約50点や書籍を展示。さとうわきこさんの絵本の世界を紹介する。
展示時間は9時~18時。月曜休館。入場無料。9月30日まで。