練馬区で7月23日、日中最高気温が39.6度を超える観測史上最高気温を記録した。
全国で観測史上最高気温、今年最高気温を更新した同日、都内でも青梅で40.8度を記録した。都内で40度を超えたのは観測史上初めてという。
気象庁発表によるこの日の練馬の最高気温は14時4分の39.6度。過去の最高気温は2004年7月20日に記録した39.5度。
練馬のアメダス観測所は石神井松の風文化公園内で、2012年12月に武蔵大学・江古田キャンパス敷地内から移転した。移転理由は、周辺に高層の建物が建った影響で風通しが悪くなり正確な観測が難しくなったことから。当時は移転で「気温が下がるかも」との声も上がっていたが特に変化は見られない。移転後の最高気温は2013年8月10日の38.6度。
同区では現在、ホームページで熱中症への注意を呼び掛けている。