今年4月にNGT48を卒業した北原里英さんが「としまえん」を舞台にしたホラー映画で初主演を務める。
同作は、高校時代からの友達と遊びに来た辻本早希(北原さん)が軽い気持ちでうわさになっていた「としまえんの呪い」を試してみたところ、次第に恐ろしい現象に巻き込まれ、一人また一人といなくなっていくストーリー。
高橋浩監督がメガホンを取り今年5月、同施設を中心に撮影を行い、オーディションで選ばれた区民を含むエキストラ約300人が参加した。
NGT48卒業後初主演の映画となる北原さんは「ホラー映画は見ると怖いが、撮影はなんだか楽しかった。特に今回は人のいない夜の遊園地という普段は入れない場所での撮影だったのでワクワクした。お化け屋敷やミラーハウスはちょっと怖かった」と振り返る。
高橋監督は「見どころの一つに、北原さん演じる早希たちが追い込まれ責任をなすりつけ合うシーンがある。彼女たちの汚い人間性が垣間見え、その中で早希だけは善良さを失わないように見えるが、実は過去に何をしたのか。北原さんはそんな早希を見事に演じてくれた」と話す。
菅谷英智プロデューサーは「練馬区だけでなく、日本を代表するアミューズメントパークのとしまえんでロケーションを行い、園内の魅力をふんだんに盛り込むとともに、今だかつて目にしたことのない恐怖を感じる作品に仕上げたい」と意気込む。
2019年公開予定。