リニューアルした練馬総合運動場公園(練馬区練馬2)で3月31日、「オープニングフェスティバル」が開かれた。
練馬区初の日本陸上競技連盟公認トラック、人工芝グラウンドや天然芝の多目的広場を備える同施設。団体登録で利用できる。
セレモニーでは、リニューアルオープンを祝ってテープカットが行われ、区内中学生によるチアリーディングや吹奏楽演奏が華を添えた。
「陸上トラック走り初め」では、ゲストの北京オリンピック400メートルリレー銀メダリスト・朝原宣治さんが、歓声を受けながら子どもたちと一緒に100メートルを駆け抜けた。新しいトラックを走り終えた朝原さんは、「すごく走りやすかった。参加した子どもたちと楽しく走ることができた」と話した。
フィールド内では区内のラグビークラブによる「ラグビーデモ試合」も行われ、ゲストプレーヤーとして元ラグビー日本代表キャプテンの菊谷崇さんが参加。菊谷さんは「ラグビーに限らず安心して使えるきれいなグラウンドができたので、子どもたちに走りまわってもらいたい」と話した
朝原さん、菊谷さんは、イベント後に行われたランニング教室、ラグビー体験教室にもそれぞれ講師として参加し、熱心に指導していた。ランニング教室の参加者は「体の使い方を教えてもらえて楽しかった。コーチはとても速かった」と話した。
開園時間は6時~19時。各施設の利用時間と料金は施設により異なる。