練馬区役所で12月24日、パンの製造を手掛ける「アンテンドゥ」(練馬区北町5)が練馬区へ寄付金150万円を送った。
1985(昭和60)年4月、パン・洋菓子製造販売業として創業した同社の寄付活動は今年で13年目。区内4店舗のほか、首都圏に計29店舗を展開している。2007年度以降毎年、青少年健全育成のための寄付金を贈っている。
寄付金の内訳は、同社から100万円、同社の井戸勤会長個人から50万円。区ではこの寄付を区内17の青少年育成地区委員会に分配している。各地区では、毎年地域の青少年を対象としたサッカー大会、百人一首・かるた大会、子どもフェスティバルなどの事業の運営費や、備品購入費などに活用している。
受領式で、前川燿男(あきお)練馬区長が「13年も続けて寄付を頂き、改めて会長、社長に感謝申し上げる」と話し、井戸会長と井戸大通(ひろみち)社長に感謝状を贈った。