練馬区の成人式「成人の日のつどい」が1月13日、としまえんで(練馬区向山3)で開かれた。
練馬区で新成人を迎えたのは約7600人。晴天に恵まれたこの日、色とりどりの晴れ着や新しいスーツ姿の約4600人が参加した。会場では晴れやかな笑顔で、久しぶりに顔を合わせた友人と記念写真の撮影や談笑をするなど華やいだ。
式典では新成人スタッフの中川幸歩さん、渡邉翔子さんも司会に加わった。前川燿男区長が「青春の特権は、夢を持ってそれに挑戦すること、挫折すること、迷うこと、苦しいこと。その中で自分の生きる道、わが成すことが見えてくる。一人一人の人生に幸多かれ」と祝いの言葉を贈った。
新成人代表の齊藤駿さんは「令和最初の新成人として誇りを持ち、大人として課せられた責務を果たしながら、よりよい社会の創造に貢献したい。挫折や失敗を恐れず、すべからく努力し前に進んでいきたい」、湯澤実夏さんは「東京オリンピックが開かれる今年、成人式に参加できることを誇りに思う。これからの人生は責任を持って自分の意思で決断し、最後に幸せだったと笑って言えるような充実した人生を歩めるようにしたい」と抱負を述べた。
その後、新成人のスタッフが企画・運営したアトラクションが行われ、会場はにぎわいを見せた。新成人スタッフ8人を中心に、「新成人自らが作り上げる成人式」として昨年8月から毎月企画会議を重ねてきた。抽選会も行われ、新成人の門出を祝して区内団体から食事券や商品券などの景品が進呈された。
園内では式典後も談笑する様子やアトラクションを楽しむ様子が見られた。