商売繁盛を祈願する「酉(とり)の市」が11月4日、練馬大鳥神社(練馬区豊玉北5)で始まった。
境内には熊手を求める人や参拝者が訪れ、掛け声と手締めが威勢よく響く。人出のピークは17時から21時ごろになる見込み。神楽殿では、おはやしも披露する。
例年、同神社周辺では多くの露店が出店することでも知られにぎわっていたが、新型コロナウイルスの対応で一昨年の酉の市から露店の出店は中止していた。今年は、3年ぶりに露店が開かれ、近隣の商店街でも自慢の一品を店先で提供する店が多く見られ、中には、既に行列ができている店もある。
区内の酉の市は、石神井大鷲神社(石神井町3)でも行われている。
今年の酉の市は、今月16日、28日の「三の酉」まで開かれる。