「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(練馬区春日町1)が6月16日、開業し、オープニング・セレモニーが開かれた。
会場では「フィルム スコア フィルハーモニック オーケストラ」による演奏の中、ハリー・ポッターのライバルでドラコ・マルフォイを演じた俳優のトム・フェルトンさん、吹き替え版のハリー・ポッターを演じた声優の小野賢章さん、女優の浜辺美波さんらが登壇した。
トム・フェルトンさんは「長年映画にかかわってきたキャスト、力を尽くして映画を作ってきたスタッフに代わって、このようなディテールにこだわった施設が作られたことに感謝の気持ちを伝えたい。日本が大好きで、ホグワーツの2つ目のホームに東京ほどふさわしい場所はない」と話した。
浜辺美波さんは「ハリー・ポッターに出会ったのは10歳の頃。引っ込み思案だった私にとって、ハリー・ポッターは最大の友だった。自分が行きつけないような魔法の世界に連れて行ってくれて、たくさんの勇気をもらった」と振り返る。
小野賢章さんは「吹き替えを担当したのは1999年で、当時は小学6年生。まさにハリーとともに成長したといっても過言ではない。20年以上たった今でもこのような素晴らしい日に立ち会えて光栄。今回、スタジオツアー東京ではガイド役として参加しているので、ぜひそちらも楽しんでほしい。世界中の人に夢のような時間を過ごしてほしい」と呼びかけた。
テープカットでは、地元練馬区の幼稚園に通う子どもたちも参加。全員がつえを持ち、作中の開錠の呪文「アロホモラ」を唱え開業を祝った。