西武池袋線江古田駅周辺で9月3日、日本大学芸術学部、武蔵大学、武蔵野音楽大学と連携した「江古田キャンバスプロジェクト」が展開している。
江古田の街全体を一つのキャンバスに見立て、「音楽やアート、カルチャーなど自由な発想・表現で彩り、人と人、人と街?をつないでいく」ことを目的とする同プロジェクト。2019年8月から、西武鉄道と同駅周辺3大学の学生が近隣住民とも連携しながら江古田の魅力を再発見し、その思いを表現、発信している。
2024年度は武蔵大学の3年生が作成した「もっと自分らしく、ずっと江古田らしく」というコンセプトの下、「もっと自己表現できる街」を目指し、地域イベントとのコラボレーションやマスコットキャラクターの作成を行う。
「もっと自分らしく」のコンセプトでは、自己表現できる企画を3つ用意する。10月26日に江古田駅南口駅前広場で武蔵野音楽大学の学生によるコスプレ演奏会、11月2日に江古田駅北口遊休地で参加型のアートイベント、12月中旬に日本大学芸術学部校内(予定)でクリスマスコンサートを行う。
「ずっと江古田らしく」のコンセプトでは、江古田のマスコットキャラクターを決める選挙を行う。キャラクターは3案で、日本大学芸術学部の学生がデザインした。「もっと江古田を好きになってもらいたい」と武蔵大学の学生が発見した地域の象徴を表現したキャラクターとなっている。選ばれたマスコットキャラクターでオリジナルグッズを作り配布するほか、SNSや日本大学芸術学部が作成したメタバース内に登場させる予定。投票はインターネットで受け付けている。今月20日まで。