練馬・大泉学園エリアに残したいと思う個人店を選び、応援してもらおうと立ち上げた大泉遺産プロジェクトが現在、活動第1弾になるネット投票を行っている。
「ゆめーてるちゃん」(漫画家・松本零士さん作)のイラスト入りミニトレー
9月に同プロジェクトを立ち上げたのは商店会「東大泉商栄会」所属の5店で、「クッキング・チーズ」(東大泉5)、「練馬大根最中本舗栄泉」(大泉学園町1)、「地酒の窪田屋」(東大泉2)、「東京ワイナリー」大泉学園町2)、「楽茶Cafe KANIN(カニン東大泉3)。個人店と地域の距離を近づけ「入りやすい、通いやすい、親しみやすい」と感じてもらい愛着を持ってもらうことを目指す。
クッキング・チーズの店主・佐藤陽呂美さんは「駅前に大手スーパーやチェーン店がオープンする一方で、個人店はなくなっていく。東京ワイナリー、窪田屋などの若い作り手もおり、こういった店や商品を大泉の強みとしてPRし、区外や外国の人が大泉に立ち寄ってもらえる仕組み、さらには住民の方々にも応援して頂ける仕組みはできないかと考えた」と話す。
活動第1弾は、同エリアに在住の人を対象に投票を求める「アナタが選ぶ! 大泉学園に残したい、応援したい店」。投票はネットで受け付けてしている。10月16日まで。今後は同プロジェクトに参加する個人店を増やし、それぞれが連携したイベントを企画していく。
同プロジェクトのロゴマークは楽茶Cafe KANINの店主で書道家・竹花千風さんが書いた題字に添えて大泉学園の特徴をイメージしたという渦巻きが描かれており、大型店に負けない個人店の勢いを表現しているという。
10月1日から14日には、5店いずれかで1,500円以上購入した入を対象に、同商店会のイメージキャラクター「ゆめーてるちゃん」(漫画家・松本零士さん作)のイラスト入りミニトレーを進呈する。各店先着100人限定。