台湾の屋台グルメを提供する「吃吃看(ツーツーカン)」(練馬区石神井町6)が10月15日に1周年を迎えた。
店舗面積は約10坪。カフェのような雰囲気の店内で、席数は、店内=10席、テラス=5席。台湾で4年間の駐在を経験した店主の今井康人さんは「その頃、日課になるほど屋台の食べ歩きが好きだった。日本では知られていないおいしい食べ物がたくさんあり、通常の台湾料理店とは一風変わった屋台グルメを集めた店を作りたいという夢が芽生えた」と振り返る。
「妻が台湾人で、料理が得意だった妻の伯母からレシピを学んだ」とも。メインメニューは、包む具を選べる「葱油餅(ツォンヨウピン)」(500~630円)で、一から手作りしているという。「時間がなく台湾へ行けない人にも行ったような気分を味わってもらいたい」と話す。
このほか、丼飯は、豚角煮丼「黒糖豚肉(ヘイタンズーロー) 」(780円)、台湾風酢豚丼「糖醋排骨飯(タンツーバイグーファン)」(880円)を用意。豚唐揚げの「排骨酥(パイグースー)」(680円)、台湾風ガーリックシュリンプ「蒜香鮮蝦(スァンシャンシェンシャー)」(680円)も用意する。ドリンクは、オリジナルジュース(550円)やソフトドリンク(350円~)、アルコール(500円~)をそろえる。
店名は、中国語で「食べてみて」という意味。なじみのない台湾屋台グルメを「おいしいので食べてみて」という思いを込める。今井さんは「駅から少々離れた立地だが、老若男女を問わず地元の皆さんに愛される店を目指している。これからも地元の憩いの場となりたい」と意気込む。
営業時間は11時~20時。月曜定休。ペット可。