西武池袋線・江古田駅周辺で10月26日、「江古田のまちの芸術祭2024」が始まった。
「江古田をアートのまちにしたい」を合言葉に集まった地域の店やアーティストが始めた同イベント。店やギャラリーなどを会場とし、絵画、彫刻、写真の展示や音楽、演劇、落語、講談の披露など、子どもから大人まで参加できる芸術企画を用意する。
2020年、コロナ下での初開催は19カ所19企画だった。前回は61カ所105企画、第5回目となり、今回は74カ所130企画となった。年々参加会場と企画を増やしている。同イベント実行委員会の田島和夫さんは「開催を重ねることにイベントの趣旨であるアートによる街づくりの大切さや良さが多くの人々に浸透して理解されてきた結果」と話す。田島さんが店主を務める「ギャラリー古藤」(栄町)も初回から参加しており、演奏会、映画会など13企画を行う。
今回は、初企画として11月2日、落語・講談をメインとする「第1回江古田落語まつり」が「練馬グレースチャペル」(同)、「栄町会館」(同)、「小竹町会館」(小竹町1)の3会場で同時刻に行われる。プロデュースは落語家の桂文治さん。会場の江古田駅自転車駐輪場は、期間中のみ「江古田アートパーキング」と新名称で呼び、絵画、彫刻、インスタレーションを中心とした作品を展示する。
田島さんは「有料イベントや予約が必要な企画もあるので、ウェブサイトやパンフレットで確かめてから見て回ってほしい」と呼びかける。
展示時間、イベント開催時間は会場により異なる。有料イベントあり。11月4日まで。