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石神井公園駅に物販・地域交流スペース「バーコンビニ」 地元野菜販売も

テープカット代わりにバーの設置<br>
左から鴨志田公孝課長(練馬区)、今西和貴課長(西武鉄道)、深津康幸社長(ノウ)、豊田康之理事長(石神井公園商店街振興組合)

テープカット代わりにバーの設置
左から鴨志田公孝課長(練馬区)、今西和貴課長(西武鉄道)、深津康幸社長(ノウ)、豊田康之理事長(石神井公園商店街振興組合)

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 物販と地域交流スペース「_CONVENI(バーコンビニ)」(練馬区石神井町3)が7月8日、西武池袋線・石神井公園駅西口にプレオープンした。運営は「ノウ」(練馬区)。

店内には西武鉄道のつり革も

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 地域の魅力向上と西武沿線や地域の商品の販売・情報発信、イベントの拠点となる同店。ノウの深津康幸社長は「駅の新たな居場所であり地域とつながる交流の場。1年以上前から西武鉄道と準備してきた。店名のバーは、アンダーバー。アンダーバーの上には空間が空いており、その空間に地域のいろいろな物が入っているというコンセプト」と話す。店舗面積は約47平方メートル。駅ナカコンビニ「トモニー」跡地を活用し、店内にはカウンターや商品棚のほか、つかまり棒のようなバーを並べ、西武鉄道が提供したつり革、網棚を設置する。

 住民と事業者、西武鉄道が連携しながら地域経済の活性化を目指す。商品は地元野菜や果物、菓子、総菜、雑貨など常時30品目を取り扱う予定でドリンクや軽食も提供する。

 7日にはオープニングセレモニーを開き、店長を務める中村利子さんが商品提供事業者を紹介。テープカット代わりにバーを設置した。

 「我々に今欠けているのは、こういう交流の場や情報発信。今後協力しながらより良い商店街としていきたい」と石神井公園商店街振興組合の豊田康之理事長。西武鉄道沿線価値創造本部事業創造部の今西和貴課長は「西武鉄道としては初めての取り組みで、地域の皆さんと共に街づくりをしていく重要な拠点と考えている」と話す。

 練馬区産業経済部商工観光課の鴨志田公孝課長は「今までに見たこともないコンセンプトの店が誕生することで、多くの人が足を運ぶのではないか。この効果が地域のさらなる活性化になるのでは」と期待を寄せる。

 当面の営業時間は12時~18時。日曜定休。正式オープンは8月1日。以降の営業時間は10時~20時。

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