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銚子丸がマグロ解体でギネス達成 光が丘店など71店舗で同時に

ギネス世界記録認定証を受け取る石井憲社長(右)

ギネス世界記録認定証を受け取る石井憲社長(右)

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 すしチェーンを展開する銚子丸(千葉市美浜区)が11月1日、練馬区内など71店舗でマグロ解体ショーを同時に行い、ギネス世界記録「マグロ解体ショーを同時に行った再多数」を達成した。

さばいたマグロでにぎったすし

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 71店舗は、主会場「すし銚子丸光が丘店」(練馬区高松4)のほか東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県内の店舗。同店を主会場にした理由について、堀地元専務取締役は「銚子丸では回転レーンを廃止する方針となっているが、光が丘店には残っており、銚子丸らしさを感じられる店だった」と話す。

 石井憲社長は「これまで解体ショーは実施してきたが、新型コロナ以降、実施する回数も減っていた。社員からギネスに挑戦したらどうかとの意見があり2月からプロジェクトを始動した」と振り返る。実際には、同時に同サイズのマグロを仕入れることは難しく「スケジュールについては悩んだが、『全国すしの日』である11月1日に実施することに決めた」とも。

 ギネス世界記録公式認定員の大森桃子さんは「これまで同時にマグロ解体ショーを行ったギネス世界記録はなく、今回の『マグロ解体ショーを同時に行った再多数(複数会場)』は新たに設立した記録」と説明する。客が入った営業中の店で同時刻に開始し、制限時間内に正しい手順でマグロ解体ショーを60店以上で成功できれば認定するルールを採用したという。

 各会場では11時30分、一斉に解体ショーを開始。71店舗店とも重さ約40キロの生本マグロを用した。職人が豪快にマグロをさばく様子に会場では拍手が湧いた。13時ごろに審査が終わり、結果は全71店舗で解体に成功。ギネス世界記録を達成した石井社長は「調達部門がこの日に合わせて仕入れてくれて71店舗で達成できたことは大きな喜びと誇り。会社の武器としてこれからいろいろと展開する上でも重要な一日になった」と話す。

 この日解体したマグロはメニューとして提供され、来店した人はさばきたてのマグロを笑顔で味わっていた。

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