練馬経済新聞の2025年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、45年ぶりにみこしを復活し行った祭りについて伝える記事だった。
ランキングは、今年1月1日~12月11日に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 練馬・石神井町で45年ぶりにみこし復活 大勢の人でにぎわう(9/11)
2. 練馬・石神井公園の「照姫まつり」 照姫役決まる(2/13)
3. 石神井公園駅に物販・地域交流スペース「バーコンビニ」 地元野菜販売も(7/8)
4. 光が丘「よさこい祭り」エントリー開始 アンバサダーに地元お笑いコンビ(4/18)
5. 練馬区で酉の市始まる ピークに向けて露店も準備(4/16)
6. 練馬・石神井町でワインフェス 全国8ワイナリーが出店(4/9)
7. 練馬区で電子図書館サービス始まる 3455点をそろえ(1/23)
8. スタジオツアー東京で「コスプレアワード」 最優秀賞はハリーのコスプレ(10/31)
9. 練馬区で「二十歳のつどい」 3500人が参加(1/16)
10. 練馬区のクーリングスポット238カ所に ファミリーマートも開放(6/17)
1位の石神井町で45年ぶりにみこし復活を伝えた記事は、地域文化の再生を象徴する出来事で、長年途絶えていたみこしの復活は、懐かしさや昔を思い出す気持ちを呼び起こし世代を超えた関心を集めた。
同じく同エリアでは「照姫まつり」の3役決定と、物販・地域交流スペース「バーコンビニ」のオープン、ワインフェス初開催を伝えた記事がランクイン。再開発が進む石神井町で商店街や地域コミュニティの活性化に期待が集まった。
イベント関連では、4位に光が丘「よさこい祭り」の記事、5位に酉の市を伝える記事、9位に成人式「二十歳のつどい」を伝える記事がランクイン。8位のスタジオツアー東京で「コスプレアワード」を伝える記事では、クオリティの高いコスプレイヤーの衣装に注目が集まった。
イベント関連が上位を占める中、練馬区で始まった電子図書館サービスを伝える記事が7位にランクイン。パソコンやスマートフォンで閲覧できる利便性が関心を集めた。
今年ならではの出来事として、練馬区のクーリングスポットを伝えた記事が10位に。今年の夏は全国的に猛暑となり、同区でも8月の気温が観測記録を更新など熱中症リスクが高まった。こうした中でコンビニエンスストアなど身近な店舗がクーリングスポットとして開放されることが話題となった。
2025年は伝統行事の復活や新サービスの開始、猛暑対策など、地域の暮らしに直結するニュースが多くの注目を集め、練馬の魅力と変化を映し出す一年となった。